過去の更新記事
2004/6/29 一面に、参院選に出馬した各党へ盗聴法調査(アンケート)を送付した告知を出しました。7月3日より、順次公開予定です。最終締め切りは、7月7日です。
送付先は、参院選に公認候補を立てた全ての政党・政治団体(維新政党・新風、公明党、社会民主党、自由民主党、女性党、世界経済共同体党、日本共産党、みどりの会議、民主党)と、それ以外の主な政党・政治団体(沖縄社会大衆党、自由連合、新社会党、第二院クラブ、尊命、無所属の会)です。
2004/6/25 24日、第20回参議院選挙が公示されました。ミニ政党はほとんど姿を消してしまい、320人出馬の少数激戦です。6年前、野党が勝った選挙の改選だけに、かなり野党、しかも盗聴法廃止派が勝たないと苦しいですが、最低限の役者は揃いました。
なお、落選運動対象者のうち、特に悪質な候補者を挙げておきます。荒木清寛・浜四津敏子(以上公明、比例区)・鈴木正孝(自民、比例区)・服部三男雄(自民、奈良)の四氏です。詳細は「盗聴法シリーズ」「第9回」を参照下さい。
また、「第10回」を更新し、第20回参議院選挙立候補者数一覧を追加しました。
また、衆院選の時にも書きましたが、候補者、特に民主党の候補者に対しては、直接演説を聴きに行き、意見するなどして、積極的に働きかけることをお勧めします(メールより直接会う方が効果は高い)。民主党は左右に揺れやすく、有権者の働きかけに、候補者が耳を傾けてくれる可能性が高いからです。逆に言えば、盗聴法推進にも傾きかねないのです。それに、候補者は、全ての分野に精通しているわけではありません。候補者への情報提供も、大切なことです。
2004/6/19 「コミックマーケット66」本部委託参加申込書を取り寄せましたが、今日まで開封を忘れていました。申込期限は昨日。………アホだ。救いようのない阿呆だ。
どうしたものかなあ……………。
2004/6/7 「コミックマーケット66」にサークル参加予定でしたが、残念ながら落選しました。しかし、委託参加は考えています。恐らく今は、盗聴法成立から積み上げられてきた、電脳監視体制の完成期に移りつつあると思うからです。
盗聴法成立から間もなく5年。成立時にあれほど反対があったのは何だったのか。そう思えるほど、現況は監視体制の強化に進んでいます。事態が権力者の思うがまま、権力が自らを抑制することを嫌い、国民、その他全ての人間への「義務」という名の束縛を進めようという動き(たとえば自民党憲法調査会の議論はhttp://www.jimin.jp/jimin/kenpou/index.html)に歯止めが掛からなくなっています。盗聴法成立時には、「国民の権利を脅かす」といわれて少なくとも反論しようとしましたが、今は「権利? それがどうした」と端から潰しに掛かるようになりつつある、そう思います。
盗聴法成立とは何だったのか。改めて検証するつもりです。
参議院選挙間近。冊子版の発行まで行ってきましたが、選挙が終わればもうそこまでするのは止めます。少なくとも、当分は。どうせ同人誌即売会に参加するなら、五月倶楽部やSa・Gaシリーズといったゲーム関連の物を出したいですし、本当はずっとそのつもりでした。どうせ政治家や官僚の好き勝手を止められないならば、今少しの余暇にまで、法律の批判に時間を割くこと無いじゃないか。どうせ、彼らにこの楽しみを奪われてしまうのなら、今この時間を楽しむべきではないかという気持ちもあります。
でも、私は絶望したくないのです。
2004/5/24 「盗聴法シリーズ」「第13回」を加筆しました。参議院選挙投票日が、7月11日でほぼ固まったことを加筆した物です。
2004/5/14 「盗聴法シリーズ」「第13回」「第14回」「第16回」「第21回」を加筆修正しました。また、三塚博氏の死去に伴い、表記を変更しました。三塚氏の冥福をお祈りします。
4月21日、サイバー犯罪条約の批准を認める承認が参議院本会議でされました。自民、公明、民主、一部無所属の賛成多数です。あとは関連法案が成立すれば、正式に批准されます。これについても加筆しました。
民主党は菅直人氏の代表辞任のあと、さらなるドタバタの末岡田克也氏が後任となりましたが、民主党は、この法案に限らず与党との妥協が極めて多い!
年金法案でも、「三党合意」を結んでしまったから、肝心の法案はフリーパスで成立の見込みです。与党に協力するのが「責任野党」ではありません。所詮は与党の得点になるだけです。民主党は、あくまでも自ら取って代わる存在になることが大切なのです。
日一日と露骨になる言論統制の動きを食い止めるには参院選で野党が勝つしか無く、民主党にはがんばって欲しいのですが、こうも与党にいいようにされているようでは、先が思いやられます。民主党そのものの、言論統制に寄り添う性向に傾きつつある動きも危険です(参考:「北の系」の「2004-05-09 戦時人権制限法による戦時下の放送報道管制」、平成16年4月21日衆議院武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会での渡辺周代議士の発言に注目)。前門の自民、後門の民主にはなって欲しくありません。自民'では取って代わる存在とは言えません。
本当に、もう後がないのに……………。
2004/5/10 本当にお待たせしました。「盗聴法(通信傍受法)に関する読者調査 回答」を最新のものに更新しました。ただ、それでも回答は13通で、最後の回答が昨年11月2日付のもの。現在でも調査は引き続き受け付けていますので、興味のある方は「盗聴法(通信傍受法)に関する読者調査」より回答をお願いします。
CGI自動更新への変更を、そろそろ考え始めています。
2004/5/9 「最近の出来事」の「アニメステーションズ事件について」に参考資料として、2ちゃんねるの「こんな管理人に誰がした23〜月刊NOUNAI★年末増刊号」「こんな管理人に誰がした24〜月刊NOUNAI★イル脳内〜」を転載して来ました。これは、通常2chに保存されるはずの過去ログが存在せず、代わりに私が自分のPCに保存したログを公開したためです。しかし、今は「こんな管理人に誰がした」のログを一括公開したサイトが存在するため、以降はそのサイトへのリンクを張り、私のサイトからはログを削除する事にしました。御了承下さい。
また、一面へのリンクが間違っていたのを修正しました。
2004/5/6 「盗聴法について考える アドレス一覧」を最新のものに修正しました。
既報通り、イラクで人質となった日本人は、5人全て助かりました。しかし、人質とその家族への非難攻撃は、より激しさを増しています。政治家の発言が、完全に歯止めが利かなくなっています。「帰国イヤならイラクに亡命すれば…」(4月16日、「政府高官」の発言)「どこにいても危険はある。その辺は皆さん覚悟していただいているのではないか」(4月19日、小泉首相)「自衛隊のイラク派遣に公然と反対した人もいるらしい。そんな反政府、反日的分子のために血税を求めるのは、強烈な違和感、不快感を持たざるを得ない」(4月26日、参議院決算委員会で柏村武昭氏の発言)「極端に言えば、(イラクという)危険な所に行った場合に、命がなくなったって自分の責任ですよということだ」(同日、福田康夫官房長官の発言)、そして極め付けが西村眞悟氏と石原慎太郎氏の対談。
石原 (中略)麻生太郎総務相が、「観光推奨国とされた地域に行って起こったことなら別だが、危険地域であり政府が退避勧告を出し続けていた国に行った人間に起こったことに対して政府が責任をとる必要がどこにあるのかね」と厳しいコメントをしていたけど、そういう「自己責任」をきちんと指摘する政治家の方がケシカランと糾弾されていたんだからおかしいよね。……………なに? どこがおかしいかって? 色々突っ込みどころはありますが、一つだけいえば、人の優劣を、まして生殺与奪をこの政治家達に左右される筋合いはないということです。
西村 あんな劣化したのは、テロリストに殺されても「自業自得」でしかなくて、国家は一切関わりを持たなくてもいいという意見は、国民の底流の中にはかなりあったでしょう。そういうホンネを私なんかが代弁すると方々から叩かれるでしょうが(笑)。
石原 良識ある国民は、誰も内心、そう思っていたでしょうね。
(『諸君!』6月号24頁)