更新情報(2003年7・8月分、上から新しい順です)
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2003/8/14 一面にコミックマーケット参加の告知を掲載しました(遅い!)。
2003/7/30 一面のMETA name="keywords"に「自公保」とあるのを「自公保新」と変更しました。
「盗聴法シリーズ」「第7回」「第15回」「第16回」「第17回」「第19回」「第21回」を更新しました。実在人物の収録数は、959名となりました。また、サイトの追加やアドレスの修正なども行いました。
今回辻井重男氏(賛成派)の悪質度を☆☆☆から☆☆☆☆に上げるなど、評価の微調整を行いました。辻井氏は暗号の専門家でありながら率先して政府の暗号規制に協力しているとんでもない人ですが、著書『暗号と情報社会』(文春新書、第16回参照)はお薦めです。ついでに、同じく公開鍵暗号を扱っていながら、辻井氏とは正反対の姿勢のシムソン=ガーフィンケル氏の著書を合わせて読むと良いと思ったので、こちらも注文してきました。
これまで盗聴法関係の学者は主に刑事訴訟法(犯罪捜査に盗聴を活用すべきか否かを論ずることはあっても、通信・盗聴技術そのものの専門家ではない)研究者を扱ってきましたが、通信・暗号自体の専門家も、今後はできるだけ扱いたいです。
選挙の季節到来、今度が盗聴法廃止のラストチャンスです。ここで負ければ、ほぼ確実に「自由」よりも「公共の福祉&国家(その実態は官僚と政治家の私欲)」を絶対視し、国家の名の下に完全に言論の自由を殺される、そんな改憲が図られるでしょう。改憲は、彼らの思うままの社会を作るための、総仕上げに過ぎません。これ以上思い通りにさせてたまるか!
この状況で社民党辻元清美氏の逮捕はたしかに盗聴法反対派の一員としてはいい知らせではありません。しかし、勤務実態のない秘書給与を流用し、詐欺で捕まったのはもう仕方がありません。総選挙が近づいた時期での逮捕には政治的陰謀説があり、実際そういう面はあると思いますが、容疑自体が冤罪ではない以上、言い訳に聞こえてしまうだけです。どうせならば、他の議員の疑惑を徹底的に暴いて差し違えるくらいはしてほしいです。
そして、社民党はもっとしっかりしろ! このままじり貧で死を選ぶより、土井党首が辞任して最後のつもりで総選挙に臨むべきと思う。最近国会で盗聴法を追っているのはほとんど社民党の保坂展人氏(比例 東京、東京6区から出馬予定)だけです。保坂氏の努力には、本当に頭が下がります。盗聴法反対派として、貴重な人材を落としたくありません…。
逮捕された議員(元議員)といえば、藤波孝生氏(三重5区)と佐藤孝行氏(北海道8区)が次の総選挙に出馬せず、引退することになりました。藤波氏はリクルート事件、佐藤氏はロッキード事件で有罪判決が確定しましたが、両者の親分であるはずの中曾根康弘氏はついに逮捕さえされませんでした。しかも、85歳となった現在も、次の選挙の出馬に意欲満々の模様です。比例 北関東ですが、腹立たしいことに、終身1位が約束されているのでどう転んでも当選の予定。
辻元氏も中曾根氏を仮想敵視していたのをかつて『Ronza』(現『論座』、朝日新聞社の月刊誌)で読みましたが、良い意味でも悪い意味でも残念ながらかなわない結果に終わっています(将来復活の可能性はありますが)。中曾根氏のしぶとさ、盗聴法にも絡んでくる幅の広い行動力は特筆に値します。もちろん悪い意味で。一番悪い人が法律上は潔白になってしまうのが、やりきれないです。
故・河野一郎氏(洋平氏の父)は中曾根氏を「貧乏かずら。藪枯らし」と呼びました。藪枯らしとは他の植物の上に覆い被さり、枯らしてしまう植物のことですが、中曾根氏も周りの人を犠牲にして生き延びて来たからです。
2003/7/26 イラク特措法(正式名称:イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案)審議中と成立直後に一面を更新しました。
大量破壊兵器捏造疑惑やその他アメリカのイラク侵略について、どれだけ小泉首相がどれだけふざけた答弁を繰り返したか。いずれ国会会議録検索システムに収録されるわけですが、今はただ小泉政権の一秒でも早い終わりを待ち望むのみです。野党の抵抗も茶番としかいいようのない代物ですが、そんな野党でも小泉政権に取って代わるには必要な存在。
10月にも解散があるといわれており、まもなく当サイトも衆議院選挙モードへと移行します。
そんな中、一度は潰れたと思われていた民主党が自由党との合併合意にこぎ着けました。しかし、自由党は盗聴法推進にもっとも積極的だった政党の一つ。合併で盗聴法に対しどのような政策を採るのか、早いうちに問い合わせておきたいです。もちろん、廃止の政策を維持するよう、私は訴えます。しかし「民主自由党」になると自民党前身の一つに民自党はあったし、ますます自民党そっくりになりそう…。
2003/7/8 衆議院議員である日野市朗氏の死去に伴い、「盗聴法シリーズ」「第21回」を更新しました。先月の久保亘氏の死去といい、旧社会党出身のベテランの死去が相次ぎました。これも時代の流れでしょうか…。
オールスター「祭り」を起こされた中日ドラゴンズの川崎憲次郎投手ですが、ファン投票1位! なるも、事前の辞退で次点の井川慶投手(阪神タイガース)が繰り上げ当選、公式には井川投手がファン投票で選出されたことにしてお茶を濁そうとしています。
『TIME』誌の投票で田代まさし氏を初め2chの有名人に投票が殺到したことがありましたが、あれはあくまでもエキジビション投票。ところが今回は正式の投票であり、辞退したとはいえ川崎氏の得票1位は記録として残ります。
プロ野球コミッショナー事務局はファン投票対象の資格を厳しくすることで対応しようとしていますが、多重投票、特に投票数制限無しの葉書については全く手を打つつもりはないようです。本質的な問題に手を打たないようでは、また同じ問題は繰り返し起こるでしょう。
セントラル・リーグは今日にもタイガースにマジックがつくという情勢で、こんな話題で盛り上がっている場合ではないような気もしますが…。
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