解説と表の見方
選挙区　北海道　東北　関東　中部　近畿　中国　四国　九州
比例代表区　与党　野党その他
政党別盗聴法賛否一覧はこちら

　1999[平成11]年8月12日の参議院本会議で成立した、盗聴法を初めとする組織犯罪対策三法。全参議院議員が投票で盗聴法にどのような態度を取ったかを選挙区・比例区別にまとめました。ただし、盗聴法成立時、まだ議員でなかった人物、成立後現在までに辞職・死去した人物も含んでいます。
　赤字は盗聴法に賛成票を投じた議員(ただし、当時議長で投票していない斎藤十朗氏[三重]も含む)。若しくは、「盗聴法廃止web」で実施された参議院選挙全国立候補予定者アンケート結果で「盗聴法廃止に反対」と回答した議員です。
　表の「投票」で○は盗聴法賛成、×は反対、△は欠席、▲は棄権、−は当時議員で無かった事を表わします。
　「回答」で○は盗聴法廃止派、×は盗聴法存続派、△は「盗聴法は存在しません」とする回答（「通信傍受法」と呼べ、という意味でしょう）で×と同意と見て良いでしょう。空欄は無回答、−は今回不出馬・若しくは非改選のため調査対象外、＊は調査対象にも関わらず無視された事を表わします。

　茶字はa:政党方針では盗聴法に反対していたのに、出席した上で棄権した。b:盗聴法成立時に議員ではなく、盗聴法アンケートにも答えなかったが、盗聴法賛成政党に所属している議員。の二種類です。特に後者は賛成派と見て良いでしょう。ただし石井一二氏(自連)は「投票」で棄権、「回答」で賛成と、判断が揺れています。
　太字は今回改選を迎える、つまり選挙の対象となる議員です。ただし斜字は既に引退、若しくは死去しているか、今回の不出馬を決めている議員です。非改選でも引退・死去している議員は斜字となります。
　青字は盗聴法反対にがんばったと思える議員です。
　政党名帯の色分けは以下の通りです。
自民＝紺、公明＝黄、保守＝鈍（にび）、改革＝黄土、
民主＝燈、共産＝赤、自由＝茶、社民＝緑、みどり＝紫、無所属の会（無会）＝薄紫、自由連合（自連）＝黄緑、第二院クラブ＝灰、新社会＝緑青、新党・自由と希望＝群青
諸派（保守系）＝砂、諸派（革新系）＝桃、諸派（その他）＝水、無所属＝白。

　「改選」は今回の選挙の対象、「非改選」は三年後対象となる現職議員の勢力図です。所属は選挙、あるいは盗聴法成立当時ではなく、現在のもの(既に辞職した議員は最終所属)としました。

今こそ思い出せ！盗聴法に賛成した議員たち

盗聴法について考えるに戻る
参議院選挙情報（その他の選挙情報も）・国民審査結果目次に戻る